目次
はじめに
先日先行発売されたましたアサヒビアリーですが、「微アル」「アルコール0.5%」「ビールテイスト飲料」という聞きなれないワードがちりばめられており、微アル=ノンアル?、微アルなら運転してもいいの?等 気になるかたもいらっしゃると思います。
アサヒビアリー概要
アサヒビアリーの商品紹介と、試飲レビューは関連記事からご覧ください。
酒税法上の酒類の定義
【総則】
Q1 酒類の定義を教えてください。
A 酒税法において酒類とは、アルコール分1度以上の飲料(飲用に供し得る程度まで水等を混和してそのアルコール分を薄めて1度以上の飲料とすることができるものや水等で溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含みます。)をいいます。
ただし、アルコール事業法の適用を受けるもの(同法の規定する特定アルコールを精製し又はアルコール分を90度未満に薄めたもので、明らかに飲用以外の用途に供されると認められるものを含みます。)や医薬品医療機器等法の規定により製造(輸入販売を含みます。)の許可を受けたアルコール含有医薬品・医薬部外品などは酒税法上の酒類から除かれます。根拠法令等:酒税法第2条 法令解釈通達第2条関係
引用元:国税庁HP
一般的なお酒、いわゆる酒類はアルコール度数が1%以上のものを日本では指すそう。
ということは、アサヒビアリー はアルコール度数0.5%だから、酒類ではないのでしょうか?少し気になるところですね。
ノンアルコール 定義
ノンアルコール飲料
含有アルコール量が1%未満の飲料だが、通常、清涼飲料水は含まない。
酒税法の第2条で、酒類は「アルコール分1度以上の飲料」と定義されています。したがって、ノンアルコール飲料とは、含有アルコール量が1%未満の飲料です。この解釈にしたがうと、普通の清涼飲料水はすべて含まれることになりますが、ノンアルコール飲料というと、通常は外観、味、香りなどが酒類に似ているものを指します。
今までのノンアルコール飲料は、1%未満とはいえアルコールを含んでいるので、大量に飲めば酔う場合もありました。しかし、最近、ビールメーカーが全くアルコールを含まないビール味の飲料を作りました。飲酒運転に対する厳罰化の影響も受けて、消費量は伸びています。
蛇足ですが、糖分を含む飲料は自然発酵により、わずかですがアルコールを含んでいます。しかし、非常に微量なため人体に影響を与えるほどではありません。
ノンアルコール飲料の定義からすると、アルコール度数1%以下なので、アサヒビアリーはノンアルコール飲料となります。
ただ、アサヒビアリーの商品パッケージにはノンアルコール飲料とは記載はしておりません。
疑問点
ノンアルコール飲料に区分されるなら下記の疑問がでてきます。
- ノンアルコール飲料なら未成年は飲んでも大丈夫か?
- 飲んだあとに運転しても大丈夫か?
未成年が飲んでも大丈夫?
この商品は20歳以上の方の飲用を想定して開発しました。
本商品は、微量ながらアルコールが含まれるため、20歳未満の方は飲用をおやめください。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。運転する時に飲んでも大丈夫?
本商品は、微量ながらアルコールが含まれるため、運転される方は飲用をおやめください。
※飲酒運転は法律で禁止されております。引用元:アサヒビールHP「ビアリー」
「微アル」といっても、アルコールはゼロではないので、「飲酒」に当たります。未成年は飲んではいけませんし、運転前にも飲んではいけません。
しっかりルールは守ってお酒を楽しみたいものですね!
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