みなさんこんばんは。
日本では義務教育で英語を勉強しますので、
”英語ができるようになりたい”、”英語を上達させたい”と思ったことがあるひとは多いですよね。
ただ、どうせ英語を勉強するなら効率的にやりたいですよね。
英語力とは?
そもそも英語力とはなんでしょうか。
英語力とはずばり下記4つのスキルのことです。
- Reading skill
- Listening Skill
- Writing Skill
- Speaking Skill
図解するとこんな感じになります。
リーディング、リスニングはインプットスキル、つまり英語の情報を得る行為のことです。
例えばリーディングは読む、リスニングは聞くということを通じて英語の情報を自身に取り入れてますよね。
逆に、ライティング、スピーキングはアウトプットスキル、つまり英語の情報を逆に自身から発信する行為となります。
NZに私が留学していたころ、この4つのスキルをバランスよく伸ばすことが英語上達の近道だととよく言われたものです。特にインプットとアウトプットの両方のスキルを伸ばすことが大切です。
そのときは本当にそうかな?と疑ったものですが、いまとなってはその指摘は正しかったなと思ってます。
英語力の偏り
前記の4つのスキルを伸ばすうえで今自分が置かれている状態を踏まえることが効果的な英語学習に繋がります。日本人の英語力においては偏りがあるため、それを説明していきます。
インプット型の偏り
よく日本人の英語は読み書きの能力は得意だが、英会話になると全然できないと手厳しい意見を受けることもあります。ここではインプット型の偏りと呼ぶこととします。
それは欧米にくらべ言語も体系も全く異なるし、英語を使う機会なんてほとんどないのだから当たり前な話と個人的には思ってますが、確かに日本人のアウトプットスキルは弱い傾向にありますね。
日本人の英語力を図解してみるとこんな感じです。
インプットスキルは高く、アウトプットスキルは低い傾向にあります。※個人的イメージ
これでは確かに相手の意見はよく聞くことができるが、自身から意見を発信することができず会話をすることが難しいですね。
アウトプット型の偏り
つぎにアウトプット型の偏りについて図解していきます。
よく帰国子女のかたにあるパターンですね。日常的に英語を使っているため英語の発音が良かったり聞き取り能力も長けているので、ついつい帰国子女は英語ができると思ってしまいます。
しかし、実際には帰国子女のほうが英語ができるとは限りません。英会話で使用するスピーキング、リスニングスキルは簡単な中学英語だけで案外いけてしまうことも多いです。
一方で、特にリーディングのほうが意外と難しい単語や文法を使っていたりするので、英語を流暢に話せる=英語ができるとは必ずしもいいにくいのです。
ただ、帰国子女のほうが英語に触れている時間が長いことや、インプット(リスニング)とアウトプット(スピーキング)の両方を自然と鍛えられているため、インプット学習主体の(リーディング、リスニング)日本人よりかは断然英語力が高い傾向があります。そのため、日本人向けにはなるべくアウトプット学習を取り入れた方法が効果的と言えるでしょう。
繰り返しになりますが、英語力は4つのスキルをバランスよく伸ばすとより高い効果が得られるといわれています。
英語力を効果的に伸ばす方法
日本人はインプット型の英語力の偏りがあるため、アウトプットも取り入れた効果的に英語力を伸ばす方法をシンプルに1つ提案してみたいと思います。
それは、「英文をひたすら音読すること」です。
英語の音読効果による図解イメージはこんな感じ。
音読をすることで、自分で読んだ声が(=スピーキング)、同時に自分の耳に入ってきてリスニングもできるし、そもそも英語を読んでいるのだからリーディングスキルも身につくし一石三鳥で非常に効果的です。
しかも、音読をネイティブの話し方を意識して真似してみると英語の発音方法のコツもみえてきて、逆にそれがリスニングを上達させるためのヒントとなることも多いです。
実際に私も毎年TOEICを受けてますが、テスト前1,2ヵ月前から音読を中心に英語力を甦らしてTOEIC700点前後を毎年キープしてます。(勉強頻度は多くしますがなるべく時間はかけません。)
毎年思いますが音読をすると英語上達のスピードがあがるので非常にいい勉強方法だと思ってます。
一見は百聞に如かずだとは思いますので、もしよろしければみなさんも試してみてください。
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